CentOS
Community ENTerprise Operating Systemの略で、RedHat Enterprise Linuxのソースコードを再編集・リビルドしたディストリビューションです。主な利点としては以下。
- RHELと100%バイナリ互換
- アップデートがRHELに追従し、迅速
- 商標にかかわるものは取り除かれていてフリー(赤帽マークはない)
RHELに近いといえばFedoraCoreですが、RHELのテストバージョンということでRHELの先を行くのに対し、CentOSはRHELの後を追いかけるものといった感じでしょうか。ただ、FedoraCoreは数ヶ月で次のバージョンが出て、そこで古いバージョンはサポートを打ち切られてしまうのに対し、CentOSはサポートがとても長いらしく、しかもRHELの安定性と兼ね備えるとなればサーバOSとしてはもってこい。
最新はCentOS4ですが、この「4」はリリースされたばかりのRHEL4に対応するバージョンということで、業務で扱う機会にめぐり合うことは無いとしても向学のために試してみたいところ。
とにもかくにもまずは入手しなければならないので早速ダウンロードしてますが、ダウンロード方法がちょっと今風です。CDのisoイメージはhttpやftpでダウンロードできるのですがDVDのisoイメージはBitTrrentを使うようになってます。正しいP2Pを見た感じ。